手食
大体一時間ごとに目が覚めるので、暇なときは夜中三時頃より仕込み料理やカレーを作る。
何より無心になれる。
2時間程費やし、二度寝をする。
ここ数年は市販のルーを使わないカレーを作っている。
・カイエンペッパー
・塩コショウ
・バター
・ココナッツミルク
・野菜ジュース
・トマト缶
・玉葱
・シナモン
・はちみつ
・クミンシード
・ヨーグルト
大体のベースはこんな感じで、毎回分量など違うので同じ味にはならない。料理をするときに分量を量ったことがない、そもそも複雑な味、微妙な味がわからない。
あればバナナなんかも擦っていれる。業務用スーパー、スーパー玉出などでそろえた粗悪な食材を煮込み、チェーンスモーキングをする。
アマゾンで購った安い米にかけて手があるからヤニだらけの手で食う。匙は使わない。
カレー、コーヒー、タバコの組み合わせは良い。
天麩羅屋で海苔を初めて揚げた人はどういった心境だったのか。
豚足やでかいチキンも手で食う。
週に一回は飯を手で食う。
手でねちねちするのは楽しい。何よりも脳によさそう。
認知症の方が手で飯を食う、排泄物を手でこねるといった行動は人間の原始的な心理状態であるように思う。
スカトロジーとノスタルジーはどこかで繋がっているはずだ。
土に触れることを渇望する都会人(びと)の心境も、どこかここに繋がっているように思う。
そして未だに「うんこ」ネタが好きだ。
トイレット博士のようにひたすら「うんこ」が出てくる話が好きだ。
だけどアラレちゃんの「うんこ」ネタには笑えない。
私は徹底したアンチ・ジャンプなのだ。
現ジャンプの「努力・友情・勝利」にはクソみたいな「うんこ」しかない。
トイレット博士はジャンプを読まない私からすると、恐らく例外中の例外である。
発展途上国の人たちが手で食う、手で尻の溝を拭うのには感動すら覚える。
インドの寝台列車のトイレにはインディアンスタイルとヨーロピアンスタイルの表示があった。インディアンスタイルは手桶に水をいれて手で尻の溝を拭うスタイルである。
私は躊躇なくインディアンスタイルを選択した。
私事ですが、本日眼の手術をしました。血がたらたらでて、本当に怖かったです。
しばらくアイパッチで過ごさせていただきます。